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楽天の日々

改訂新版
草思社文庫 ふ5−1
古井由吉/著
著作者
古井由吉/著
メーカー名/出版社名
草思社
出版年月
2024年2月
ISBNコード
978-4-7942-2702-7
(4-7942-2702-7)
頁数・縦
393P 16cm
分類
文庫/雑学文庫 /草思社文庫
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価格¥1,500

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

恐怖が実相であり、平穏は有難い仮象にすぎない。何も変わりはしない。日本文学界の巨星が遺した晩年のエッセイを集成。単行本未収録作品「林は日々に新しい」を追加。解説=佐々木中「古井文学は万人の歌となる」カバー装画=諏訪敦「古井由吉ver1」読むことと書くこと、古典語のおさらい、天気天象、花の香り、紅葉や黄葉、老い、死、大病と入院、ボケへの恐怖、最初の記憶、悪疫退散の願い、阪神淡路大震災、東日本大震災、永劫回帰、大空襲下の敵弾の切迫など、多様なモチーフを端正かつ官能に満ちた文章で綴る。[目次]1夜の楽しみ達意ということ病みあがりのおさらい−−島崎藤村、ホーフマンスタール永劫回帰紙の子写実ということの底知れなさ「が」地獄−−芥川龍之介日々の仕事ティベリウス帝「権力者の修辞」−−タキトゥス『年代記』招魂としての読書休暇中−−カフカ「文学は可能か」の泥沼で老躁の風いつもそばに本が漱石随想謎の書き込み赤い門−−夏目漱石初めの言葉として《わたくし》−−永井荷風、森鴎外、徳田秋聲、太宰治2埋もれた歳月顎の形夏に負ける正月の安息静かな新年大年の静まり年越し時「字」随想 危/復/節/安/熱/萩/豊/水/炭/寒/雨/花日記プロムナード 身はならわしもの/よく見る、よく聞く/一寸の針/歯をくいしばる/夏の夜/時間をたずねて/年月の昏乱/六十五年目/撫子正月/虫の声/お彼岸過ぎ/囓りかけの林檎/空白の一日/後の月/土の上に/晩秋の匂い/人も年寄れ/年の瀬の奇遇/小春日和/討入り/穏やかな冬至/御用納め楽天の日々 「閉店休業」のかなしみおかしみ/閑と忙のあわいで/『断腸亭日乗』を読む/夜眠れなくなる商売/夏の精勤と軒の蔭/風に吹き抜けられる/遁世出離への「経済」/深くは解そうとせず/「照る葉」に荘厳を思う/風に埃の走る日には/降り積む雪の/日々に薄氷をふむ/来し方の花の消息/悪疫退散の願い/水のおそれと住居/赤ん坊はなぜ笑うか/蝉時雨と皆既日蝕/闇の中で白く光る/耳の記憶と恐怖/物覚えの勘定書き/辻々で別れ別れて/正月二日の流星/鳥は羽虫、人間は裸虫/空襲の夜の雛人形草食系と言うなかれ泰然自若の猛獣大都市の山老熟の有用知らぬ荒涼人は往来水豊かな城下町を包んだ炎根岸越すもう死んでいる林は日々に新しい節を分

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